「朝起きたときから頭が痛い」「寝たはずなのに、起床時に頭が重い」――そんな症状に悩んでいませんか?
朝の頭痛が続くと、一日の始まりから気分が沈み、仕事や学校、家事に取りかかるのもつらくなってしまいます。
朝起きると頭痛がする場合、睡眠不足だけでなく、睡眠の質の低下、首や肩のこわばり、片頭痛、緊張型頭痛、薬の使いすぎ、睡眠時無呼吸、血圧の変動、自律神経の乱れなどが関係していることがあります。
また、検査で異常がない場合でも、寝ている間の姿勢、歯ぎしり、呼吸の状態、ストレス、冷え、体質の偏りなどが頭痛に影響していることがあります。
ここでは、朝起きると頭痛がする原因を医学的な視点から整理し、西洋医学と東洋医学の両面から、改善のヒントをお伝えします。
朝起きると頭痛がする場合、一般的には「寝不足」「疲れ」と考えられがちですが、実際には以下のような疾患や状態が関係している可能性があります。
このように「朝起きると頭痛がする」場合、頭だけの問題ではなく、睡眠の質、首肩のこわばり、呼吸、薬の使い方、血圧、自律神経が重なっていることがあります。
朝起きたときに頭痛がある場合、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も確認することが大切です。
いびきが大きい、寝ている間に呼吸が止まっていると言われる、朝起きても疲れが取れない、日中に強い眠気がある場合は、睡眠時無呼吸症候群などが関係していることがあります。
また、歯ぎしり、食いしばり、枕の高さ、寝返りの少なさなどが、首肩のこわばりや朝の頭痛につながることもあります。
朝の頭痛は、脳の画像検査や血液検査で大きな異常が見つからなくても、身体の働きや生活習慣の影響で起こることがあります。
これらは、検査で明確な異常として出にくい一方、実際には睡眠の質、筋肉の緊張、呼吸、自律神経、生活リズムが頭痛に影響している状態です。
そのため、「異常なし」と言われても、朝の頭痛が気のせいというわけではありません。

朝起きると頭痛がする背景には、心身の緊張や自律神経の乱れが関係していることもあります。
ストレスや不安が続くと、寝ている間も身体が緊張しやすく、首肩や顎に力が入りやすくなります。
また、眠りが浅くなることで、朝に疲れや頭重感が残りやすくなります。
このような状態では、不安や緊張が睡眠の質を下げ、睡眠の質の低下がさらに朝の頭痛を強めることがあります。
朝の頭痛を改善するには、頭痛そのものだけでなく、睡眠、疲労、ストレス、自律神経の切り替えも含めて見直すことが大切です。
朝の頭痛で検査を受け、「脳に大きな異常はありません」と言われると安心する一方で、「では、なぜ毎朝頭が痛いのか」と不安が残ることがあります。
西洋医学の検査は、脳出血、腫瘍、炎症、感染症など、画像や数値で確認できる異常を見つけることに優れています。
一方で、睡眠の質の低下、首肩の筋肉のこわばり、歯ぎしり、ストレス反応、自律神経の乱れ、冷えや体質の偏りなどは、検査結果に表れにくいことがあります。
そのため、検査で異常がない場合でも、頭痛が起こる時間帯や睡眠、姿勢、生活背景、体質を含めて見る視点が必要です。
東洋医学では、朝の頭痛を、頭だけの問題ではなく、「気」「血」「水」の巡りや、冷え、疲労、睡眠の質、胃腸の働きとの関係から捉えることがあります。
体質や症状に応じて、葛根湯、川芎茶調散、五苓散、釣藤散、当帰芍薬散、加味逍遙散などが検討されることがあります。
ただし、同じ「朝起きると頭痛がする」という症状でも、体質によって合う漢方は異なります。
自己判断で長く続けるのではなく、医師に相談しながら選ぶことが大切です。

朝起きると頭痛がする方は、起床後だけでなく、寝る前の過ごし方や睡眠環境を見直すことが大切です。
セルフケアで一時的に楽になることもありますが、朝の頭痛が繰り返される場合や、日常生活に支障が出ている場合は、原因を整理することが大切です。
西洋医学的な診断だけでなく、睡眠・首肩・自律神経・体質まで含めた総合的なアプローチを検討しましょう。
朝起きると頭痛がする場合でも、すべてが睡眠不足や肩こりによるものとは限りません。
下記のような場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
特に、突然の激しい頭痛、神経症状、発熱や意識障害を伴う頭痛、横になると悪化する頭痛は、早急な受診が必要になることがあります。
「朝だけだから」と自己判断せず、いつもと違う頭痛や強い症状がある場合は、早めに相談しましょう。
初めて相談する場合は、まず内科や脳神経内科、脳神経外科などで、危険な頭痛が隠れていないか確認しましょう。
いびきや日中の眠気、熟睡感のなさが強い場合は、睡眠時無呼吸症候群を診る医療機関や、呼吸器内科、耳鼻咽喉科などが相談先になることもあります。
受診時には、以下のような情報をメモしておくと診察で伝えやすくなります。
「朝起きると頭痛がする」と伝えるだけでなく、睡眠や首肩、薬の使用頻度、日中の眠気との関係を伝えることで、原因を整理しやすくなります。
検査で異常がないのに、朝の頭痛がくり返す場合は、睡眠の質・首肩のこわばり・歯ぎしり・自律神経・薬の使い方・体質を含めて総合的に見直す視点が必要です。
特に、頭痛だけでなく、だるさ、めまい、吐き気、動悸、不眠、喉のつかえなどが重なっている場合は、心と身体の両面から整理することが大切です。
西洋医学で重大な病気を確認しながら、東洋医学的に体質や巡りを整えることで、朝の頭痛が起こりにくい状態を目指せることがあります。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:30〜19:30 | ● | ● | ● | ● | ○ | □ |
| 担当医 | 院長 | 院長 | 院長 | 院長 | ※ | 院長 |
○:金曜日の診療時間は9時〜12時、13時半〜17時
□:土曜日の診療時間は13時半〜19時半
※:国立精神・神経医療研究センターからの派遣医師による診療
【休診日:土曜午前、日曜】