ご飯を食べると、なぜか頭がズキズキする。
「食事中や食後に頭が痛くなるのはおかしいのでは?」と心配になったことはありませんか。
病院で検査をしても異常が見つからず、「食べ過ぎでは」「疲れでしょう」と言われることもあります。
しかし、食後に起こる頭痛には、血糖値の変動・血流の乱れ・噛みしめや姿勢の影響・自律神経の反応など、いくつもの要因が関わっています。
ここでは、西洋医学と東洋医学の両面から、「ご飯を食べると頭痛がする」原因と対処法をやさしく解説します。
食後に起こる頭痛の背景には、次のような疾患や状態が関係している場合があります。
多くの場合、脳や血液などの異常は見られず、「検査では問題なし」と言われながらも機能的な乱れが続いているケースが少なくありません。
食後、体内では血糖値・血圧・血流などが大きく変動します。
この生理的な変化に身体がうまく順応できないと、頭痛が起こることがあります。
これらは画像検査や血液検査には現れにくいため、「異常なし」と言われても、実際には身体の調整機能の乱れが起こっていることがあります。

食事は本来リラックスの時間ですが、ストレスや緊張が強いと、自律神経のバランスが崩れ、血流や消化のリズムが乱れます。
このように、心の状態が身体のリズムに影響するため、「身体だけ」でも「心だけ」でもなく、心身一体として整える視点が必要です。
検査で脳や血管、血糖値に大きな異常が見つからない場合、「食後頭痛」として明確な診断がつかないこともあります。
しかし、異常がないというのは「症状がない」という意味ではありません。
現代医学では、血糖値やホルモン、自律神経の細かなバランスを定量的に測ることが難しく、“数値に出ない不調” として扱われることが多いのです。
東洋医学では、「ご飯を食べると頭痛がする」状態を、脾胃(ひい)の弱りや気血の乱れとして捉えます。
漢方では、「補中益気湯」「六君子湯」「半夏瀉心湯」などが、体質や消化機能を整え、頭痛を起こしにくい身体へ導くために用いられます。

一時的なセルフケアとして、以下のような方法があります。
これらのセルフケアを行っても改善がみられない場合は、自律神経や消化機能のバランスを専門的に整える診療を検討しましょう。
こころと身体の両面から、また西洋医学からだけでなく、東洋医学からのアプローチも可能な医療機関がおすすめです。
以下のような状態が続く場合、まずは内科や頭痛外来で検査を受けることが大切です。
脳や血液などに異常がない場合でも、セカンドオピニオンとして心身両面からの診療を検討してみてください。
まずは内科・脳神経内科・消化器内科などで血糖や血圧の変動、消化機能を確認しましょう。
「食後に必ず頭が痛くなる」と具体的に伝えることで、診断の手がかりになります。
自律神経・消化機能・ホルモンのバランスを含めて診る総合診療科をおすすめします。
西洋医学で身体を確認し、東洋医学で「脾胃」「気血」「心身バランス」を整えることで、根本的な改善を目指すことができます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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| 8:30〜19:30 | ● | ● | ● | ● | ○ | □ |
| 担当医 | 院長 | 院長 | 院長 | 院長 | ※ | 院長 |
○:金曜日の診療時間は9時〜12時、13時半〜17時
□:土曜日の診療時間は13時半〜19時半
※:国立精神・神経医療研究センターからの派遣医師による診療
【休診日:土曜午前、日曜】
クリニック
富田先生
食後に頭痛が起こるのは、身体の異常というより、身体の調整機能が疲れているサインかもしれません。
血糖・血流・自律神経・ストレスなど、複数の要因が関係していることが多く、「異常なし」と言われても、放っておかずに相談してみてください。
当院では、西洋医学と東洋医学を組み合わせ、消化機能や体質、心のバランスまで含めた診療を行っています。
食後の頭痛は、“食べること”がストレスになっている状態かもしれません。
身体の声を聞きながら、消化と心を休ませるケアを大切にしましょう。
富田先生