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月曜日になると頭痛がする

良くならない不安に次の一歩を│ほっとかろやか » 頭が痛い(頭痛)ときの状況から考えられる原因や対処法を知る » 月曜日になると頭痛がする
もくじ

「月曜日になると、決まって頭が痛くなる」――そんな経験はありませんか?
休日は元気だったのに、出勤や通学の朝に頭痛が現れると、気分まで沈んでしまうものです。
検査では異常がなく、「ストレスでしょう」と言われても、毎週のこととなればつらいですよね。

実は、この“月曜頭痛”には、身体のリズムの乱れや自律神経の切り替え、心理的ストレスなど、複数の要因が関係していることがあります。

ここでは、医学的な原因から心身のバランスの問題までを整理し、西洋医学と東洋医学の両面から改善のヒントをお伝えします。

「月曜日になると頭痛が
する」とき、一般的に
考えられる病気・診断名

「月曜日になると頭痛がする」という症状は、一般的に心と身体のリズムの乱れが原因とされる「月曜症候群(ブルーマンデー症候群)」と呼ばれることが多いのですが、以下のような疾患と関連している可能性もあります。

  • 片頭痛
    週末に生活リズムが乱れることで血管反応が不安定になり、月曜朝に痛みが起こることがあります。
  • 緊張型頭痛
    休日明けのプレッシャーや、出勤前の緊張で肩や首の筋肉がこわばり、血流が悪化して起こります。
  • 気圧性頭痛
    週明けに天候が崩れるタイミングと重なると、気圧変動で自律神経が乱れ、頭痛が生じることがあります。
  • 自律神経失調症(※)
    睡眠リズムやストレス要因が積み重なり、週初めに症状が出やすくなります。

このように「月曜日になると頭痛がする」場合、「環境の変化」や「心理的負担」が誘発因子になっていることがあります。

※自律神経とは

自律神経は、呼吸や循環・排泄といった生命を維持していくのに必要な機能の調節を行う神経の一部で、意思とは無関係に自律的に働きます。

自律神経は、交感神経と副交感神経から成っています。
交感神経は、緊張時・興奮時に機能し、身体を活性化させる神経であり、副交感神経はリラックス時に働く神経です。身体が正常な状態を保てるように、2つの神経がバランスを取りながら機能しています。

自律神経のバランスが乱れる代表的な原因はストレスです。ストレスに対処するために身体が戦闘モードになって交感神経が活性化します。
ストレスがかかる状態が長く続き、交感神経が活性化している状態が続くと、心身が限界を迎えてしまい、自律神経が乱れて不調を引き起こしてしまうのです。
リラックスできる状態を作り、副交感神経を働かせて、交感神経を抑えることが大切になります。

病院で「異常なし」と
言われるときに
考えられる要因

医学的に説明がつく要因(身体面)

月曜頭痛は、身体の“リズムの切り替え”がうまくいかないときに起こりやすいと考えられます。
週末の寝だめや不規則な食生活により、体内時計がずれてしまうことで、自律神経やホルモンのバランスが乱れます。

  • 睡眠リズムのずれによる血管調整の不安定化
  • 朝の低血糖や脱水による脳血流の変化
  • 休日明けの緊張による首・肩の筋肉のこわばり
  • 通勤・照明・騒音などの外的刺激

これらは検査で異常が出にくい“機能的な不調”で、身体が「週のスタートに対応しきれていない」状態といえます。

心身の反応による要因
(心・自律神経面)

心身の反応による要因

もう一つ見逃せないのが、心理的ストレスや自律神経の反応です。
人の身体は、仕事や学校など「環境の変化」を予期するだけでも交感神経が優位になります。

  • 仕事へのプレッシャーや人間関係への不安
  • 「また一週間が始まる」という心理的抵抗
  • 睡眠中も浅く、身体が休まっていない
  • HSP(繊細気質)の方では、音・光・他人の気配などへの感受性が高い

こうした要因が積み重なり、身体が“構える”ように緊張して頭痛が出ることがあります。
この場合、身体だけでなく心の反応も含めて整えることが回復への第一歩になります。

西洋医学の「異常なし」の
壁と東洋医学の役割

西洋医学での「異常なし」の意味

脳の病気や血管障害などの重大な疾患がないという意味での「異常なし」は、確かに安心です。
しかしそれは、「あなたの不調が存在しない」という意味ではありません。
西洋医学の検査は、数値や画像で確認できる「形の異常」を探すものです。

一方で、自律神経のアンバランスやホルモン変動、体質の偏りといった機能的な不調は数値に表れにくく、「異常なし」と言われてしまうのです。

東洋医学が着目するもの

東洋医学では、体質と環境・感情のつながりを重視します。

月曜頭痛は、「気の滞り(気鬱)」や「血流の停滞(瘀血)」、「水の滞り(水毒)」が関係していると考えられます。

  • ストレスによる“気の巡り”の停滞を改善する漢方:加味逍遙散、柴胡加竜骨牡蛎湯など
  • 血の流れを整え、筋緊張を緩める:釣藤散、当帰芍薬散など
  • むくみや重だるさを伴う場合:五苓散など

このように、体質や生活リズムに合わせて調整することで、身体全体の巡りを整え、根本的な回復につなげます。

一時的な対処法・セルフケア

一時的な対処方法・セルフケア

一時的に症状を和らげる方法として、以下の例があります。

  • 日曜日の夜は早めに寝て、月曜朝のリズムに身体を戻す
  • 朝食を抜かず、糖分と水分をしっかり摂る
  • 通勤前に深呼吸やストレッチで緊張を和らげる
  • 休日と平日の起床・就寝時刻を大きくずらさない
  • カフェインやアルコールを週末に摂りすぎない
  • 漢方を取り入れる(釣藤散、加味逍遙散など)

これらは一時的な緩和策として有効ですが、頭痛が週単位で繰り返す場合は、根本的な原因に目を向けることが大切です。

西洋医学的な診断だけでなく、心身のバランスを整える総合的なアプローチを検討しましょう。

病院にかかるべきタイミング

下記のような場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 月曜日のたびに頭痛が強くなっている
  • 吐き気・めまい・視覚異常などを伴う
  • 市販薬が効かない、もしくは効きづらくなってきた
  • 気分の落ち込みや不安が強くなっている

「来週も同じように頭痛がするかも…」と不安を抱えながら過ごすよりも、医師に相談し、原因を一緒に探ることが安心につながります。

受診先の選び方

初めて受診する場合

まずは脳神経内科や頭痛外来で、重大な疾患がないかを確認しましょう。
その際、「月曜日の朝に症状が出やすい」「週末は元気」など、発症パターンを記録して伝えると診断の助けになります。

他院で「異常なし」と言われた場合

それでも症状が続く場合は、自律神経・ホルモン・心身のバランスをみる総合診療科を検討しましょう。
西洋医学で身体の構造を確認し、東洋医学で体質と心の状態を整えることで、再発しにくい状態を目指せます。

心と身体を整えることで月曜頭痛の改善が期待できます
新小平クリニック 富田先生
新小平
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富田先生

「月曜日になると頭痛がする」という訴えは、珍しいものではありません。
週末と平日の切り替えで、身体も心も少し疲れているサインかもしれません。

当院では、西洋医学と東洋医学の両面から原因を探り、自律神経や体質のバランスを整える治療を行っています。

「異常なし」と言われてもつらい症状が続く方は、どうぞ一度ご相談ください。
月曜頭痛は、ストレスだけでなく身体のリズムの乱れが関係しています。
心と身体を整えることで、週のスタートを穏やかに迎えられるようになります。

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